はてなの開発裏側見せますパート3
ソースが仕様書
ちょっと吹き出してしまいましたが(一緒だから 笑)
少人数(8人)であるからできることだと思います。
なんだかんだ言って仕様書を見るよりは
ソースを見た方が早いし確実なのは確かで
逆に仕様書を見ようとすることはあまりありません。
自分が書いたコードなのでだいたいどこに何を書いたのかが分かります。
なので、問題が発生したとしても当たりは付けやすいわけで
その近辺に書いてあるロジックなりコメントなりを見れば良いわけですから
仕様書を見てロジックがどうあるべきかを確認する手間が省けますし
必要のないこと(もの)になります。
自分が作った者でなくても近くに担当者が必ずいるわけですから
「ちょっとここ教えて」と言えばいいだけです。
ソースが仕様書になる原因としては以下が上げられるのではないでしょうか?
- そもそも仕様書を作るのがめんどくさい
- ソースを直した後に仕様書を直すのがめんどくさい
- 仕様書を探す、確認するのがめんどくさい
- 仕様書が無くても(今のところ)困る人がいない
結局は、「仕様書をチマチマ書く暇があったらプログラムの一つでも仕上げるよ」
に尽きると思いますが、それができるのも開発者の人数が少ないからであり
外部に作業を委託することも無く内部でのコミュニケーションが良く取れているから
ではないでしょうか。
ソースが仕様書である以上、ソースコメントなりなんらかの工夫が必要だと思いますが
なにかされているのなら参考にしたいところです(教えてー)。
それ自体は否定しませんし良く回っていると思いますが
はてなも成長し続けるでしょうし、
開発者が増える事もあれば辞めていく人も出てくると思います。
はてなが成長して開発体制が20人、30人と増えていった場合に
(そもそもそういう事はしない?)
どのような方法で開発を進めていかれるのか非常に興味があります。
あぁ、そうだ。
ソースが仕様書である以上は、ソースが綺麗にかかれていることが大前提だと思います。
それが一番大事。