海の仙人 - 絲山秋子

読書初心者が勝手に評価

海の仙人

海の仙人

★★★☆☆
宝くじがあたり、忙しい生活にも合ってないと会社を辞めて海辺に引っ越した主人公。そこに現れる「ファンタジー」は謎の人物(?)。いろいろなところに現れて居るらしく何故かみんなが知っている。
忙しい社会で働く人達と、そこから一歩引いた位置にいる主人公との交流が描かれているんだが・・・何が言いたかったのかな・・・。全体的には面白い作品だったと思うんだけど、「なにか」が残らないこのモヤモヤ感はちゃんと読めてないからなのかな。
みんなそれぞれの思いでいろいろな駆け引きをしているんだけど、お互い通じ合わないことは多いよねって感じか?