陰日向に咲く - 劇団ひとり

陰日向に咲く

★★★☆☆
嫁にも娘にも愛想を尽かされほぼ離婚状態となり、家も仕事もあるのに出張と偽ってホームレスデビューをする。ホームレスにあった格好をし、所持金はほとんど持たず、食事はコンビニのゴミあさりですます。それを自由だと感じるから。
その後、娘視点の話などが「つながってんの？」っていう疑問がちらつきながらもうすーい感じでつながっていき、最後には伏線がつながりました、めでたしめでたし(?)なお話。
爆笑問題の太田が「今まで読んだ中で一番の小説だった」という感じでべた褒めしてたんだが・・・そうなのか？芸能人が書くものの中ではうまいなぁとは思うけど、小説家って文章書くのうまいんだなぁと実感してしまった。
もう一度読めば伏線とかつながりがはっきりしそうだけどやめておく。読んでる途中は劇団ひとりの顔がちらついて仕方がなかった(^^; 出だしとか、キザだなぁ・・・というコントが頭に浮かんでた。