ブラック・ジャック・キッド - 久保寺健彦

ブラック・ジャック・キッド

ブラック・ジャック・キッド

★★★☆☆
ブラックジャックにあこがれ、ブラックジャックそのものになろうとする少年。不遇な環境においてもブラックジャックを糧に強く生きようとする。
所々ブラックジャックの台詞やシーンを織り交ぜながら、おませな展開もあれば、小学生ならではの喧嘩やいじめ、恋の話などが出てくる。途中で手から気功砲みたいな展開があってなんじゃこりゃ・・・と思って最後のページをめくったら

この作品は第19回日本ファンタジーノベル大賞の優秀賞受賞作に、加筆・修正を加えたものです。

とあった。どうやらファンタジー要素があるらしい。
登場人物全て不遇な感じなんだが、それに比べるとうちはかなり恵まれてるなぁと思う。子供の成長は親の要素が大きく影響するのは間違いないよなぁ。最近の若者はと言ってる人達居るけど、それは自分の首を絞めてるって事を理解しておいて欲しい。