ウィキペディア革命―そこで何が起きているのか? - ピエール・アスリーヌ, 佐々木勉

ウィキペディア革命―そこで何が起きているのか?

ウィキペディア革命―そこで何が起きているのか?

  • 作者: ピエールアスリーヌ,フロランスオクリ,ベアトリスロマン=アマ,デルフィーヌスーラ,ピエールグルデン,Pierre Assouline,B´eatrice Roman‐Amat,Delphine Soulas,Florence O’Kelly,Pierre Gourdain,佐々木勉
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2008/07/25
  • メディア: 単行本
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★★☆☆☆
情報を鵜呑みにするなっていう一言で終わりそうな気も。wikipedia に嘘が多いとか言われるけど、TV や新聞・雑誌だって同じじゃん。どこまでホントか分からないようなことばっかりじゃないのか。古くからの権威みたいなものでネットは悪いけどマスメディアはOKみたいな空気が嫌だ。
wikipedia もマスメディアも情報の入り口、きっかけであって真実を知りたければ各自が足を使うしかないんだろうな。
学生が wikipedia を丸写ししてレポートを提出してくるという問題があって、それは問題外だと直感的に思う。けど、自分を振り返ってみるとネットで調べてもたいした情報が Hit しないことが多くて図書館へ行った。文献をみつけたら写して出すという・・・同じことやってた。何が違うって情報へのアクセス時間が極端に短くなっちゃってる。それを「手抜き」というのかもしれないが、新しい何かを生み出すためには大事なステップなんじゃないだろうか。昔は携帯もネットもなくて、直接宅電や会社に電話をかけたり会ったりしてコミュニケーションを取っていたわけだけど、それをすっ飛ばすことができる状態からスタートしたから生まれたものもあるだろうし。オンラインショッピングとかかな?
次は何をすっとばすのかな。携帯をすっ飛ばして脳波でコミュニケーションできるツールとか。